日本史オンライン講座 秦野&松本

大学講師秦野裕介と高校教師松本恵司のコラボによる日本史オンライン講座。秦野先生が解説する「研究者と学ぶ日本史」、そこで学んだ知識を高校生向けにアレンジして松本が作った「高校生のための日本史」があります。
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高校生のための日本史講座11 桓武天皇と平安遷都

称徳天皇が崩御すると光仁天皇が即位しました。光仁天皇は聖武天皇の娘井上内親王の夫で、皇孫他戸親王の父です。光仁天皇即位とともに井上内親王は皇后、他戸親王は皇太子になり、聖武天皇の皇統は他戸親王に受け継がれるはずでした。

ところが、771年、井上皇后・他戸皇太子は廃されて、数年後に相次いで亡くなってしまいます。こうして天武系王朝は絶え、光仁天皇から桓武天皇へと続く天智系王朝に交替しました。桓武天皇は新王朝の都の建設をめざし、794年、平安京に遷都します。南都の大寺院は平安京に移ることを許されず、平安京には天皇家の仏事を行う東寺と西寺が建立されました。そして、天智天皇・光仁天皇など新王朝の仏事が執り行われました。

井上皇后・他戸親王、そして桓武天皇の皇太弟であった早良親王、皇后や皇太子の地位を追われて死に追いやられた彼らの怨霊は桓武天皇を悩ませます。桓武天皇は仏教に救いを求め、最澄を唐に派遣させます。空海も最澄と同じ年の遣唐使船で入唐、二人は中国から新しい仏教を持ち帰りました。

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高校生のための日本史講座

2019.11.12 Tuesday