日本史オンライン講座 秦野&松本

大学講師秦野裕介と高校教師松本恵司のコラボによる日本史オンライン講座。秦野先生が解説する「研究者と学ぶ日本史」、そこで学んだ知識を高校生向けにアレンジして松本が作った「高校生のための日本史」があります。
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高校生のための日本史講座21 白河上皇 院政の始まり

白河上皇は院政を始めた上皇として知られています。結果から見ると摂関政治は終わりを告げ、院政は江戸時代まで続きました。しかし、白河天皇が堀河天皇に譲位したとき、院政という青写真はありませんでした。白河天皇は後三条天皇の方針を覆し、自分の子どもに皇位を継がせたかっただけなのです。摂関政治をなくそうという姿勢も感じられません。しかし、堀河天皇・関白藤原師通が亡くなり、幼帝鳥羽に代わって白河上皇が政治の中心に復帰します。院政は偶然の積み重ねによって始まり、政治スタイルを変えてしまいました。

律令に根拠を持たず、非公式な人間関係を通じて政治を行うため、院政の仕組みは高校教科書の説明では理解できません。院政に比べれば摂関政治はまともな政治形態に見えます。北畠親房も、神皇正統記で院政より摂関政の方が良いと書いています。

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2019.11.12 Tuesday