日本史オンライン講座 秦野&松本

大学講師秦野裕介と高校教師松本恵司のコラボによる日本史オンライン講座。秦野先生が解説する「研究者と学ぶ日本史」、そこで学んだ知識を高校生向けにアレンジして松本が作った「高校生のための日本史」があります。
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高校生のための日本史講座34 蒙古襲来(元寇)

13世紀、中国の華北には金、華南には南宋が共存していたが、モンゴル帝国の出現によって中国の安定は揺らぎ始めた。モンゴルは金を滅亡させると南宋侵攻をめざすが、長江が南宋の防衛線となっていた。モンゴルは南宋攻略の準備を進める一方、1266年、モンゴル皇帝クビライは国書を日本に送った。南宋侵攻を目前にして、日本との外交関係を樹立するためである。

当時の日本は朝廷から鎌倉幕府へ外交権が移る過程にあった。国書を受け取った大宰少弐武藤氏は鎌倉幕府に転送する。北条時宗は返諜を行わないことを決定、後嵯峨上皇の朝廷はクビライ国書の真意を推察しつつも、北条時宗の意向に従った。こうして、日本がモンゴルと外交を樹立する機会は失われてしまう。

1273年、南宋の樊城が陥落、高麗の三別抄が降伏して、1274年の文永の役、南宋の滅亡後には1281年の弘安の役が起こる。

クビライの国書、竹崎季長絵詞を見ながら蒙古襲来を学びます。

 

2019.11.12 Tuesday