日本史オンライン講座 秦野&松本

大学講師秦野裕介と高校教師松本恵司のコラボによる日本史オンライン講座。秦野先生が解説する「研究者と学ぶ日本史」、そこで学んだ知識を高校生向けにアレンジして松本が作った「高校生のための日本史」があります。
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2019 / 11 / 12  21:42

後醍醐天皇は一代主

後醍醐天皇と花園天皇は、一代主という立場が共通する。

花園天皇と醍醐天皇は嫡流の兄の子供に皇位を伝えるためのワンポイントリリーフの天皇なのである。後醍醐天皇が自分の子孫に好意を伝えたかったように、花園天皇も自分の子供に皇位を伝えたかったかもしれない。けれども、自分のそういう気持ちを押し通そうとすると、鎌倉幕府と持明院統と大覚寺統が破壊することになり大混乱が起こる懸念があった。

花園天皇はそういう大混乱が起こることを恐れた。しかし、後醍醐天皇は、持明院統・大覚寺統・鎌倉幕府の合意を破壊してでも、自分を先頭にした新しい天皇の正統を作り出そうとした。こうして、後醍醐天皇は鎌倉幕府の打倒にたちあがる。

2019.12.10 Tuesday